H 2 7 口 述 試 験 概 要
口述試験状況(協力者からの情報)
NO1 電気受験者 N氏(受験地:エル大阪)
日時 :平成28年1月19日(火) 11時30分〜11時45分
30分前には控室にて待機。
約10分前に呼び出され、試験室の前の椅子にて待機。
以前の受験者情報にあったような「受験動機」「合格したら労働安全コンサルタントになるか?」などについてを用紙に書くようなことは無し。
前方に3名の試験官が座っている。
入室してすぐ右手の机の上に荷物を置いて受験票のみを持って座席に進み、「どうぞ座ってください」の合図で着席。
【中央の試験官からの質問で始まる】
Q:受験番号、受験科目、氏名を言ってください。
Q:受験の動機は何ですか?
【向かって左側の試験官(専門)からの質問】
Q:旋盤での安全対策は?
→「回転部のカバーによる防護とか・・・」
機械関係ではなく、専門の電気としてで解答してください。
→「充電部のカバー、制御盤の鍵によるロックアウトなど」
Q:溶接機を使用において発生する事故は?
→「感電」「転落」
Q:その事故の防止のためにどのようなことをしますか?
→「船舶の2重底、ボイラーの胴など、人体が金属部に接触する場所が危険で、漏電遮断装置の接続が必要」
Q:溶接機の保護装置はどのようなものがありますか?
→「自動電撃防止装置。アークが切れた場合、1.5秒以内に30V以下に出力電圧を低下」
Q:その他の保護装置は何がありますか?
→「・・・分かりません。」
防止装置に2種類あるのをご存知ですか?
→「不勉強です。」 ・・「外付形電防装置」「内蔵形電防装置」のことか?
【真ん中の試験官からの質問】
Q:KYとリスクアセスメントはどのように異なりますか?【過去問!】
→「KYはその日の作業について実施。リスクアセスメントは設備導入など長期に渡る場合に適用。
Q:安全管理者はどのようなことを行いますか?【過去問!】
→「安全に係る技術的事項の管理」
具体的には?
→「技術といっても、日々の計画立案・実行など。 また、職場の巡視などを実施」
Q:新人が来た時の教育はどのようなことを行っていますか?いつも行っていることを述べてください。
→「作業服や保護具(作業帽、安全靴)の着用、適切な休憩や水分補給」
【向かって右側の試験官からの質問】
Q:労働安全コンサルタントの義務を言ってください。【過去問!】
→「守秘義務」「信用失墜行為の禁止」
Q:派遣労働者の安全教育は派遣元、派遣先のいずれが行いますか?【過去問!】
→「衛生教育は派遣元が行い、安全教育は派遣先が実施」
NO2 土木受験者 A氏(受験地:不明)
本年度の労働安全コンサルタント合格発表があり合格していました。
建設業の現場代理人兼安全担当として、時間をやりくりしながらの受験でした。
1)労働安全コンサルタントを受験した動機は何ですか?
→4年前に自分の管理している現場で労災事故を発生させ、断片的な知識対応ではなく、体系的、包括的に秩序立てて安全管理について学び、労働災害防止に貢献しようと思ったのが動機です。
2)どのようにして勉強しましたか?
→労働安全コンサルタント協会の問題集、講習に参加し、要点を教えていただき、文献、本、インターネットを利用しました
3)現在関わっている安全に関する業務内容を説明して下さい。
4)労働安全衛生マネジメントシステムについて手順を説明して下さい。
5)(手順を説明した後で、)スパイラス式に安全管理システムを向上すると説明されましたが、その仕組みを何と呼びますか?
→PDCAです。
6)リスクとは何ですか?
7)KYとリスクアセスメントの違いを説明して下さい。
8)クレーン作業においてワイヤーロープの交換基準を説明して下さい。
9)建設業において多い労働災害の事故の型を述べて下さい。
10)建設業は災害の多い業種ですが、その理由は何故だと考えますか?
11)そのために必要な災害防止策を述べて下さい。
12)建設業では高齢者の就業が増えていますがその対策はどうしますか?
NO3 土木受験者 G氏(受験地:大阪)
お世話になりました、私もこのサイトで皆さまから十分なる参考を頂戴できましたので未熟な内容ではございますが投稿させていただきます。
・平成28年1月19日(火)13時15分〜13時30分、試験区分・土木、エル・おおさか
・過去の皆さんの投稿通り6階の大会議室で待機の後に呼び出し係さんより案内で7階の小会議室へ指示を受け入室します、受験区分とか番号等を目の前に居らっしゃる3名の試験管さんに「ゆっくり、丁寧」に述べ指示が出てから着座しました。
・3名の内のまん中の方が進行役の様で残る私から見て左側が法令関係で右側が実務関係の質問をされてきます、時々まん中の進行役の方も意表を突く様な質問もありましたが以下簡単ですが不順序ですが質問事項を記載させていただきます。
@労働安全コンサルタントへの受験動機について。
(先方には私の動機は曖昧な様に聞こえたのか、かなり執拗に訊かれました)
Aコンサルタントとは?。
(第82条・業務と第86条・義務)
B労働基準局等の報告義務の発生する場合とは?。
(何も無くとも定期報告は必要ですが、これを忘れて4日以上の休業事案発生だけを答えてしまいました)
Cクレーンの転倒防止とは?。
(ハード面とソフト面を幾つか答えました)
D斜面地掘削注意事項とは?。
(3つ答えると所を簡単なのと難しいの混ぜて4つ答えてみました)
E高所作業における優先事項とは?。
(これも3つ答えます)
F労働安全マネジメントとKYの違いとは?。
(これは簡素に答えました)
G自分のこれまで行ってきた安全管理業務とは?。
(私は管理職ではないので現場でのこれまで行ってきた安全管理を答えておきました)
H元請の行う事項とは?。
(各管理組織の運営等々ごくありふれた事項を答えておきました)
※私には上記9つの質問があり15分では答えた事の良否を思い返す余裕の無いくらいの喋りっぱなし状態でした、皆さまの参考になれば幸いです。
4回目の受験者・番号540022
NO4 電気受験者 G氏の上司(受験地:大阪)
・平成28年1月20日(水)、試験区分・電気、エル・おおさか
・電気も始めは私(G氏)と他の提供者と全く同じですので、聞いた範囲で違う所を書きます。
@安全第一の由来とは?。
Aフールプルーフとは?。
Bフェイルセーフとは?。
C有機溶剤系 粉流混合中に起こる爆発の経緯と対策とは?。
(これは私の専門外なので問いかけの意味が分かりません)
D中小規模の会社(事業場)で労働災害が多いのは?。
E労働安全マネジメントシステムとは?。
Fリスクアセスメントとは?。
(これも3つ答えます)
F労働安全マネジメントとKYの違いとは?。
G最新のグラインダーの特徴とは?。
G自分のこれまで行ってきた安全管理業務とは?。
簡単ですが参考になれば幸いです。
NO5 土木受験者 T氏(受験地:東京)
【中央の試験官から】
@受験番号、受験科目、氏名を言って下さい
A受験の動機は何ですか?
B安全に関わる経験は何年ですか?
【向かって左側の試験官から】
Cリスクアセスメントとは何ですか?メリットは何ですか?
DリスクアセスメントとKYの違いは何ですか?
Eリスクアセスメントはどこでしますか?
Fリスクアセスメントでの安全対策の優先順位は?
【向かって右側の試験官から】
G高所作業における転落防止対策は何がありますか?
H型枠支保工の注意点は?
I上記の関連で、水平つなぎを具体的に説明して下さい。
J移動式クレーンを使用する際の注意点は?
【最後に中央の試験官に戻り】
K最後に延長1,000m縦坑高さ15mのシールド工事があるとします、注意する点は何ですか?
酸欠と墜落・転落等を答えたら「他に無いですか?」と聞かれ、答えに詰まると、
「ガスにも注意が必要ですね」と、試験官から教えられました。
私への質問はこれくらいだったと思います、関連で「他には?」とか、何度か聞かれたと思いますが、
何せ緊張して良く覚えていません、すみません。
このページ無くして合格は無かったと思います。
本当にありがとうございました。
協力いただきました方々ありがとうございました。
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