H 19 口 述 試 験 概 要
口述試験状況(協力者からの情報)
NO1 機械受験者 JOE氏(受験地:東京 都市センターホテル6FL)
記述試験自己判定:一般75? 法令70? 専門80?
口述の準備は12月の1次結果判明後から。想定問題100問と回答作成暗唱。
この間に先輩のここでのアト゛ハ゛イスを頂いて途中から法令のおさらい実施。(結果は直接的な質問は無かったのですが、自分の頭の中で法と事業者と労働者そしてコンサルタントの役割の整頓が出来てスッキリ出しました)万全の体制で2日前から少し時間の余裕を作ったり本番に備えました。(どうもそれが気の緩みとなったのか?・・)前日東京への移動の飛行機の中から悪寒と倦怠感がト゛ット湧き出して診療所へ直行するはめに。高熱と発汗の中タミフルを飲んでホテルで唸って・・
当日も熱がまだ残ってぼんやりとしたまま会場へ。(予定では前日に会場下見と最後の予習時間割を細かく計画したのに・・)その為かお陰か?緊張するだけの心と体の余裕も無く本番に突入・・
@受験番号・氏名・区分を
A安全関連の業務を
B受験の理由は?
C業界ではどんな災害が発生していて、その原因は
D機械分野ではフ゜レス・ロホ゛ット等の導入とその安全対策が進んでいるが、どんな改善を実施したか
E中小を診断指導する具体的方法
F金が無い企業への指導方法
G人材不足の中小でヤル気の無い人へ関心を持たせる教育と指導方法
Hコンサルタントの職務は?具体的に何をされたいのか?
I気を付けるべき事は?
J工場の天井クレーンで荷を運搬する時の注意事項を
Kハインリッヒは?例えると何を言わんとしているのか
L機械の包括的安全基準は?
M車を例にフールフ゜ルーフを説明して下さい。
・・はい!結構です。これで終わります。計18分間
<熱にうなされた様に喋りまくって・・でも長い!(私が喋っている時間が長過ぎたのか?そのくせに・・途中でまだか?・・>
無事?終了。受験後の感想は、詰め込みの知識では口述試験は突破できないな!と言う事。最後に、受験者の皆さんが言われる様にこの応援サイトでの先輩のアト゛ハ゛イスが一番の頼りと励みになりました。?結果は後から付いてくる?安全活動と同じ様に結果の管理よりも毎日の計画的な継続的な努力の積み上げが大切!! 本当の最後の感想:安全よりも健康管理が優先される!(SHではなくやっぱりHSなのだ!・・貴重なロ-カルな体験談)
資格狙いの人達へではなく本当にコンサルタントで活躍したいと言う人達へ!お互いに ガンバリマショウ! ご安全に!
※詳細な情報ありがとうございました。
NO2 電気受験者 Bちゃん氏(受験地:東京)
このHP情報は大変参考になりました。
ありがとうございました。
後学のため私の体験を記述いたします。
参考までに
記述自己判断 一般 70 法令 50 専門 免除
試験官 3名
時間 15分間
1 受験番号、区分、氏名
2 安全に関する経歴
3 担当業務について説明
4 鉄道敷きの工事における安全について
5 4についての重機使用の注意点
6 労働安全コンサルタントの職務
7 経験した事故などについて
8 業種に多い事故
9 行った安全対策
10 おざなりになりやすい安全大会の改善について
11 ヒュウマンエラーとその対処法
12 安全コンサルタントと安全管理者の違い
13 安全コンサルタントとして守るべきルール
14 もし安全コンサルタントになった場合に、安全管理者を集め講話を行う時の伝えたい内容
15 もし安全コンサルタントになった場合に、工業団地などの他社が集まる場所講話での話す内容
16 もし安全コンサルタントになった場合に、法令違反をおこなっている会社社長に対して話す内容
以上です。
NO3 電気受験者 改革者氏
今後、来年以降に口述試験を受験される方々に参考となるよう記憶のあるうちに、まとめ、茲にお伝えします。できるだけ詳細に思い、2分割して送信します。
期日;平成20年2月6日午前10時30分〜50分(?15分間以上の感じ)
場所;東京都内(都市センターホテル6階)
区分;電気
筆記試験自己判定;一般:70%、法令:55%、専門:技術士電気電子部門資格所有のため免除
試験官;3名(中央:70歳以上の試験官慣れしたまとめ役、向かって左:50歳台の法令関連、向かって右:60歳台の技術関連)
内容;以下の通り
1.今まで海外を中心にお仕事をされてこられたようですが、安全関連の経験は?(中央の試験官)
−これまで、勤務した会社の遍歴は多く、電気機器製造メーカーでの機器設計における本質安全設計の経験、石油化学会社での施設維持管理部門でのライン管理者(課長)として社内安全委員会及び安全パトロール等の安全管理活動、技術コンサルタント会社での海外発変電及び上下水プロジェクト施工管理を通じての安全管理業務を実施し、現在に至っています。
2.安全の経験は大雑把に見て何年ですか?(中央の試験官)
−20年でしょうか。
3.近年、電気器具の問題が世間で大きく取り上げられており、労働安全コンサルタントはどういうことが求められていますか?(中央の試験官)
−労働安全コンサルタントの意義ということでも構いませんか?
それでも構いません。(左側の試験官)
−社会的使命としては職場の労働者の安全を確保することであり、意義としては他人の求めに応じ、報酬を得て職場の安全水準の向上を図るため安全診断を行い、それをもとに指導をすることを業とする安全の専門家と理解しています。
4.リスクとはどういうものでしょうか?(左側の試験官)
−リスクとハザードが言われるのですが、危険要因及び有害要因そのものがハザードで、その危険性、有害性により災害の発生確率と起きたときの被害の大きさの2つを関連付けたものがリスクと理解しています。
5.近年、リスクアセスメントが労働安全衛生マネージメントシステムに組み込まれるようになっていますが、どのような背景というか、何故だと思いますか?(左側の試験官)
−生産技術の進歩により、新しい製造機械、プロセス、原材料、工法が導入されるようになって今までになかったような危険性や有害性が随伴し、新しい労働災害が発生するようになった。このため、事前に未然防止を図る安全先取り型のリスクアセスメントが求められるようになったものと理解しております。
6.防爆とはどういうものですか?(右側の試験官)
−防爆の種類のことでしょうか?
いえ、違います。防爆の意味です。(右側の試験官)
−爆発にならぬよう、引火しないとか。
引火させないということですか?(右側の試験官)
−違います。間違えました。爆発させないよう、着火させないようにということです。
7.保護具については何年か定期的に検査をしなければなりませんが、どういうものがありますか?(右側の試験官)
−ヘルメットとか絶縁手袋や絶縁長靴などでしょうか。先のその1に続けて茲にその2を送信します。
8.中小企業から安全について相談を受けたとします。どのような指導をしますか?(左側の試験官)
−中小企業は安全意識が欠如していることが多い。そのため、災害も多いように思います。安全対策、つまり、安全装置を設置するにはお金がかかる。トレードオフ以上の費用対効果が得られること、安全にはお金がかかるが安全をしなければ、もっとお金がかかるということを説得指導します。これは、安全でないと作業者 は安心して作業ができず、生産及び品質に影響して反って、損害を被ることになることを伝えたい。
9.あなたは海外での建設の仕事が多いようですね。とすると、電気以外の土木関係での安全管理もされたことかと思います。どのようなことをされましたか?(中央の試験官)
−転落事故に対する安全管理です。安全帯着用、手摺の設置、足場の点検などでしょうか。海外の工事では現地下請け作業者を雇用しますが、安全に対する認識が甘く、ルーズです。日本のような労働安全衛生法は存在しているようですが、殆ど守られていない。例えば、アーク溶接作業での溶接保護面もいい加減で、ヘルメットも着用していない場合があります。
10. あなたが労働安全コンサルタントになったと仮定します。あなたに工業団地で労働災害を起こしたことに対して相談を受けたとします。どのように対応しますか?(左側の試験官)
−(意味がわからず、沈黙)わかりません。
それでは、安全大会があり、講演を依頼されたとします。どのようなことを講演しますか?(左側の試験官)
−先ほどの繰り返しになりますが、安全には金をかけるべきとか。
11. あなたが今までに経験した中で、安全で問題を起こしたことはどのようなものでしたか?(中央の試験官)
−海外での経験になりますが、高圧盤の維持管理作業にて感電事故が続いていました。そこで、クライアントに対してキュービクル構造をメタルクラッド構造に仕様変更を提案しました。
しかし、機器の費用が高いということで受け入れてもらえず、感電事故の再発にいたりました。最終的にはメタクラの採用が受け入れられて、その後は事故が無くなり、メンテナンスエンジニアから安心して作業ができるということで喜ばれました。
12. それは設計面でのことですね。(中央の試験官)
−はい。そうです。
中央の試験官が左右の試験官に目をやり、時間が来たことを確認し、口述試験終了となった。未だ、何か訊ねたいようにも感じられたが。
小生は席を立ち「ありがとうございました」と告げたが、一問だけ、意味がわからず答えられなかったことが気になり、ドアに向かう途中、「昨日、海外から帰国したばかりで頭がクリアーでなく、申し訳ありませんでした。」とつい、口にでてしまった。
中央の試験官は「ああーそうでしたか」と応えてくれましたが。
ところで、今回は昨年と違って、筆記試験合格者が激減しています。ちなみに昨年は電気として、33名であり、今回は8名であり、単純にみても4分の1です。それでも口述試験で何人かが不合格なのでしょうか?
昨年のことを言ってもはじまらないですが、年によっての不公平というか運不運を感じるのは私だけでしょうか。
※詳細な情報ありがとうございました。
NO4 機械受験者 港君氏(受験地:不明)
当方「機械安全」で受けました。職種は物流業に該当するので安全コンサルタントの専門を特別持っていませんでした。従って一般的な汎用性を考え機械を選択しました。筆記試験、口述試験手探りの連続で難航を極めました。が、なんとか最終合格をいただきました。このサイトで口述の感覚がつかめました。有難うございました。
口述試験の聞かれたことを参考のため記載します。
@受験番号 試験の区分 名前
A経歴
B機械についてのフェールセーフを問う
C港湾における災害の多いものを言ってください。
D非対称誤特性を説明してください。
Eワイヤーが切れるといわれましたがワイヤーの交換基準は?
F建設業は災害の多い業種だといわれていますがその理由を挙げてください
G下請けを含めた混在作業について安全対策を考えてください。
Hコンサルタントとして仕事をしていく上でどのようなことに留意しますか
以上
また何かありましたら連絡してください。
NO5 機械受験者 二度目のチャレンジ氏(受験地:不明)
機械でチャレンジしました。
このホームページは大変参考になりました。
2月6日に口述試験を受け、3月24日にインターネットで官報を閲覧し自分の受験番号を確認しました。
現在登録手続き中です。
口述試験はホームページに記載されている通りでした。
質問内容の主なものを参考に記します。
@受験番号 試験の区分 名前
A機械を選んだ理由
B主な安全の経歴
C包括的機械安全
D中小企業の経営者から講演依頼を受けたらどのような話をする
Eクレーンの安全
F事故災害の経験とそのときの行動
以上(順不同ですが・・・・)
協力いただきました方々ありがとうございました。
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