法律15 - 天馬

2006/10/14(Sat) 17:31

問15 労働者が420人で、木材加工用丸のこ盤10台、木材加工用帯のこ盤２台及び手押しかんな盤５台を使用している木材・木製品製造業の事業場に対して、労働安全コンサルタントが安全診断を行った結果に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、違反となるものはどれか，
( 1 )総括安全衛生管理者として選任していた工場長が人事異動により他工場に転出したが、事業者が後任の工場長を新たな総括安全衛生管理者として選任するまでの１週間、総括安全衛生管理者が未選任の状態であった。
( 2 )事業者は、総括安全衛生管理者として選任している工場長に、「危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること」を総括安全衛生管理者の業務のーつとして統括管理させていた。
( 3 )事業者は、安全委員会の調査審議すべき重要事項のーつとして、「安全衛生に関する計画のうち安全に係る部分の作成、実施、評価及び改善に関すること」を社内の安全委員会規程で定めていた。
( 4 )事業者は、木材加工用機械作業主任者に、木材加工用機械を取り扱う作業を直接指揮させるとともに、木材加工用機械及びその安全装置を点検させ、異常を認めたときは直ちに必要な措置をとらせ、作業中は、治具、工具等の使用状況を監視させていた。
( 5 )事業者は、定置式の丸のこ盤の動力しゃ断装置に作業中の労働者が接触することにより当該丸のこ盤が不意に停止することを防止するため、作業中の労働者の作業位置から離れなければ操作できない位置に、当該丸のこ盤の動力しゃ断装置を設置していた。