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一般問題を語る臨時掲示板
平成17年度産業安全一般の択一問題についてのみ語る、特設臨時掲示板です。一般5 - 天馬
2005/10/21(Fri) 22:10
機械システムの信頼性設計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)「損傷許容設計」は、アイテムに疲労亀裂などの損傷が生じても、そのまま継続して使用できるようにするためのものである。
(2)「人間工学的設計」は、システムを操作、保全する人間の側から見てシステムの取扱いを容易にするためのものである。
(3)「安全係数」は、強度設計の許容応力を求める際などに用い、アイテム運用中に想定される最大負荷等に対し余裕をとるためのものである。
(4)「冗長設計」は、同じような機能を持った余分な構成要素を用意して信頼度を高めるためのものである。
(5)「フールプルーフ設計」は、作業者が誤操作しても作動しないように工夫をするなどしてシステムの信頼性を維持するためのものである。
Re: 一般5 - YM
2005/12/06(Tue) 15:43
1
Re: 一般5 - 神野駅とほ
2005/11/25(Fri) 08:42
産業安全一般問5(誤り(×)を選べ)私見闘案(長文)
問題の文章表現に一部曖昧さがあるが、一応、(1)が答えの模様。
10moziさんに遅れながらも、
ディペンダビリティ(信頼性)用語
JIS Z8115:2000 を確認しました。
(1)の損傷許容設計ですが、JIS Z8115:2000 ディペンダビリティ(信頼性)用語
によると、
「D20
損傷許容設計
アイテムに損傷が存在しても、保全作業で検出し、安全性が保持されるように配慮する設計。
備考 損傷(欠陥、傷など)の存在及び保全作業を前提とする設計方法で、アイテムの運用中の損傷の進展を事前に予測する必要がある。」とあります。
選択肢の文章には、「損傷が生じても、そのまま継続して使用できるようにするためのもの」とあり、
A.「使用中に損傷が生じても、次の保全作業まではなんとか継続して使用」という意味にもとれますし、
B.「損傷が生じても、点検や修繕補修など全く不要で、アイテム寿命が尽きるまで継続使用」の意味にもとれます。
曖昧さの残る文章であり、「出題者の手から水が漏れた」雰囲気を感じざるを得ません。
一応、選択肢をBの意味に読んで×。よってこれが正答の模様です。
ちなみに、
「D15
安全寿命設計
アイテムの目標寿命以内では故障が生じないように配慮する設計。
備考 安全寿命は、適切な寿命の安全係数(safety
factor)を使用して立証する。」
という用語も在ります。
(2)の人間工学的設計ですが、以前の 信頼性用語 JIS Z8115:1981
では、
「G12 人間工学
アイテムの設計方法、作業方法、作業環境の設定などを人間の能力や限界に合うように決める技術。」
とあります。(今の
JIS Z8115:2000 には記載がありません。)
よって、選択肢は○。
(3)の安全係数ですが、JIS Z8115:2000
によると、
「D14
安全係数
材料、製品の特性のばらつき、荷重(負荷)推定及び応力(ストレス)解析の不確かさに備えて、運用中に期待される最大荷重(負荷)に対して、過去の経験を基にして設計時に余裕をとるための荷重(負荷)倍数。」とあり、
選択肢は○。
(4)の冗長設計ですが、JIS
Z8115:2000 によると、
「D3
冗長
アイテム中に、要求機能を遂行するための二つ以上の手段が存在する状態。
備考1.アイテムが要求機能を実行するのに十分な手段、又はデータが情報を表現するのに十分な手段以外に、さらに、別の手段をもつ状態。」
少し古い
JIS Z8115:1981 によると、
「D4 冗長性
規定の機能を遂行するための構成要素 又は
手段を余分に付加し、その一部が故障しても上位アイテムは故障とならない性質。」とあり、
2000版では "余分"
という言葉の持つ否定的語感が嫌われた模様です。
選択肢は、文章表現が一時代前のものではあるものの、○。
(5)のフールプルーフ設計ですが、JIS
Z8115:2000 によると、
「D18
フールプルーフ
人為的に不適切な行為又は過失などが起こっても、アイテムの信頼性及び安全性を保持する性質。」とあり、
選択肢は○。
以上です。
(1)の文章は、もう少し表現を考慮してもらえると、ありがたかったです。(to
出題関係者各位)
Re: 一般5 - 10mozi
2005/11/05(Sat) 16:32
損傷許容設計:JIS−Z8115
(2000)
アイテムに損傷が存在しても、保全作業で検出し、安全性が保持されるように配慮する設計。
(1)の"損傷が生じても、そのまま継続して使用できるようにする"は、間違いだと思いますよ。
Re: 一般5 - OTHELLO
2005/11/02(Wed) 23:41
神野駅とほ様
ご指摘ありがとうございます。
それでは(1)は正しいことになりますね。
間違いは(5)ですか?
問題文は「誤操作しても作動しないように」が間違いで、
「誤操作しても災害につながらないように」と理解するべきでしょうか?
でも、(2)も怪しく思えてきたのです
問題文は「システムの取扱いを容易にするためのものである。」とありますが、
「容易」では無く、「容易かつ間違いを起こしにくい」とも考えられます。
誰かこの問題を「スッキリ」させてください
Re: 一般5 - 神野駅とほ
2005/11/02(Wed) 00:27
人づての伝聞情報(未確認)
損傷許容設計というのは、傷が発生しても次回の点検や検査で検出し、傷の成長が致命傷になる前に修繕できるようなコンセプトの設計らしい。
詳しくはJISの
Z8115信頼性用語 の最新版に記載があるとの噂。
Re: 一般5 - できないクンさんの投稿
2005/10/31(Mon) 12:54
(5)ではと思うのですが
Re: 一般5 - OTHELLOさんの投稿
2005/10/31(Mon) 12:52
一般5の答えは(1)
亀裂が生じても、そのまま使用するなんて、聞いたことが無い。
あったらおかしいでしょ?
Re: 一般5 - ある受験者
2005/10/25(Tue) 13:22
1
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