一般４ - 天馬

2005/10/21(Fri) 22:10

適切な熱処理を施した各種の鉄鋼材料において、それぞれの特性及び用途に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
（１）低炭素鋼は、冷間加工性と溶接性に優れ、各種溶接構造物、クレーン、ボイラー、圧力容器、配管等に用いられる。
（２）中炭素鋼は、強度とじん性が高く、車軸、クランク軸、歯車等に用いられる。
（３）高炭素鋼は、高弾性で耐摩耗性に優れ、レール、ばね、ワイヤロープ、ピアノ線等に用いられる。
（４）高張力鋼には、溶接性に優れたＳＭ材や耐候性に優れたＳＰＡ材等があり、クレーン、高圧容器、配管、石油タンク、橋梁、船舶等に用いられる。
（５）ステンレス鋼は、含有するＣrの量には関係なく、耐食性、耐熱性に優れており、化学装置、熱交換器、発電設備等に用いられる。