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一般問題を語る臨時掲示板
平成17年度産業安全一般の択一問題についてのみ語る、特設臨時掲示板です。一般22 - 天馬
2005/10/21(Fri) 22:05
厚生労働省の「工作機械等の制御機構のフェールセーフ化に関するガイドライン」に基づく次の記述のうち、適切でないものはどれか。
(1)光線式安全装置は、投光器が故障したときの挙動を考慮すると、反射型より透過型の方がフェールセーフの考え方に合致している。
(2)ガード用のインターロックの回路は、機械が停止した後にガードのロック機構を解除し、作業者が危険領域内へ進入するのを許可する方式と、ガードを開いたときに機械が急停止する方式の2種類がある。
(3)非対称誤り特性とは、システム又はこれを構成する要素が故障しても、安全側に誤る故障の頻度が危険側に誤る故障の頻度よりも低い特性をいう。
(4)ホールド・ツー・ランの回路とは、作業者が操作装置を押しているときに限って機械が運転を継続し、操作装置から手指等を離したときは直ちに機械を停止させる回路のことをいう。
(5)オフ確認とは、ボタンを押して接点を閉じる動作に続けて、ボタンを離して接点を開く動作を行ったときに初めて起動信号又は始動信号を発生させる方法をいう。
Re: 一般22 - YM
2005/12/07(Wed) 14:05
3
Re: 一般22 - 神野駅とほ
2005/12/04(Sun) 23:19
産業安全一般問22(誤り(×)を選べ)私見闘案(長文)
問題の文章表現に一部不十分なところがあり、答えを一つに絞りきれない。
出題者は一応、(3)を正答(明らかに×)と意図したのだろうが、(1)も「適切でない答」(よくよく考えると×)と感じる。
まず、選択肢の2,4,5については、
厚生労働省の「工作機械等の制御機構のフェールセーフ化に関するガイドライン」に、そのまま同一の文章が掲載されている。
「ガード用のインターロックの回路
機械の運転中に作業者が危険領域内へ侵入するのを防止する回路。機械が停止した後にガードのロック機構を解除し、作業者が危険領域内へ進入するのを許可する方式と、ガードが開いたときに機械が急停止する方式の二種類がある。」とあり、選択肢2と一致(○)。
「ホールド・ツー・ランの回路
作業者が操作装置を押しているときに限って機械が運転を継続し、操作装置から手指等を離したときは直ちに機械を停止させる回路」とあり、選択肢4と一致(○)。
「オフ確認
ボタンを押して接点を閉じる動作に続けて、ボタンを離して接点を開く動作を行ったときに初めて起動信号又は始動信号を発生させる方法」
とあり、選択肢5と一致(○)。
一方、選択肢3については、ガイドラインの記載では、
「非対称誤り特性
システム又はこれを構成する要素が故障しても、安全側に誤る故障の頻度が危険側に誤る故障の頻度よりも著しく高い特性又は安全側にしか故障しえない特性をいう。」とあり、
選択肢3とは、真逆となる(×)。
ここまでだと(3)が正答で済むのだが、選択肢(1)が
くせもの。
ガイドラインの関連では、光線式安全装置について下記の言及がある。
「「工作機械等の制御機構のフェールセーフ化に関するガイドライン」の運用上の留意事項」より、
『「安全情報」は、安全側を高エネルギー状態、危険及び故障側を低エネルギー状態に対応させるものとする。これは、例えば、表2(a)に示す透過型の光線式安全装置は、安全を意味する信号を高い電圧(オン信号)に対応させているため、故障によって信号がオフになると、これは危険とみなされて機械は停止する(安全確認型)が、表2(b)に示す反射型の光線式安全装置は、安全を意味する信号を低い電圧(オフ信号)に、危険を意味する信号を高い電圧(オン信号)に対応させている(危険検出型)ため、故障によって信号がオフになると、安全だからオフ信号となっているのか、故障してオフ信号となっているのか区別がつかないためである。
表2の趣旨は、反射型の光線式安全装置を問題とすることではなく、安全装置に関する信号処理のあり方を問題とするものである。』
そして、この表2には、そこで取り上げている「透過型」「反射型」とは、どういう形態を指すのかということを、わざわざ図で具体的に明示し、一般的に(プレス機械等の)光線式安全装置において用いられている「反射型」(反射板を用いる投受光器一体の方式)と混同することを避けている。
それに比べると、今回の試験問題の選択肢1は、
「透過型」「反射型」とは、どういう形態を指すのかという明示図なども無く、また、
「ガイドラインの留意事項」において、はっきり明文化されているところの
『反射型の光線式安全装置を問題とすることではなく、安全装置に関する信号処理のあり方を問題とするもの』という趣旨を全く解せずに、
「反射型より透過型の方がフェールセーフ」と記述している。よって(1)も適切ではない(×)。
以上が、私の私見です。
なお蛇足ですが、ガイドラインには上記の他にも、
「ユネイトな情報伝達」「電源枠外処理」「二重化不一致検出」といった用語が記載されていました。
来年に備えて、今から一読しておくのも一得かも。
Re: 一般22 - chin
2005/11/14(Mon) 21:02
3です。
工作機械のフェイルセーフ化のガイドラインに載っています。
Re: 一般22 - もしもし
2005/10/25(Tue) 18:20
(3) でしょう。
通達 基発第464号
平成10年7月28日参照
http://www.jaish.gr.jp/anzen_pg/hou_det.aspx?joho_no=100085
非対称誤り特性とは
システム又はこれを構成する要素が故障しても、安全側に誤る故障の頻度が危険側に誤る故障の頻度よりも著しく高い特性又は安全側にしか故障しない特性をいう。
Re: 一般22 - ある受験者
2005/10/25(Tue) 13:28
5
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